【腱板断裂の保存療法の場合、介入はどうするべきか】
先日、友人からこんな質問を貰いました。 「腱板断裂でopeしていない保存の場合って、どうしても肩の器質的問題があるからアクティブに動かせないのはわかる。それでもADLは継続される。そうなったとき、どうやって代償動作を意図的に作ればいい?」 はい、この問題は結構生じますね。 肩関節の介入で間違いなく、一度は誰しもが悩むルーツです。 器質的問題があるとわかっていても、リハビリテーションでなんとかなるんじゃないか。 徒手療法を駆使したらよくなるのではないか。 運動療法+徒手療法ならいけるはず。 少なくとも2-3年目の私は思っていました笑 特に当時は徒手ならいけるはず!と強く思っていた時でしたね。 でも、器質的問題でしかも関節を動かすための筋組織自体が機能を失っている状態です。 いうならば、切れたワイヤーをセロハンテープで無理やり修復したようにみせかけた自転車のブレーキです。 どう考えても機能しません。 そんなブレーキは当然ですが、効きませんので効かないとわかっているあなたはブレーキに頼らずに足で止めることをします。 腱板断裂の場合、どうしたってもう切れ