5/18 (土)
明日から実践できる!!手指・手関節の評価と治療in仙台
概要
臨床でこんな悩みを持っていませんか??
○作業療法士なのに理論を介した手指・手関節の評価ができない。
○実は手内在筋のMMTの結果を自信を持って伝えることができない。
○手根骨が細かすぎて評価しきれない。
○分離、共同運動の違いはわかるけども、それをどこまで評価をしていいかわからない。
○握力、ピンチ力の測定結果だけで訓練内容(グリップ訓練、ピンチ訓練など)を決めてしまいがち。
○拘縮の病態の分類が曖昧で評価に苦しむことがある。
○制限があるから手指の関節可動域訓練をするといったアセスメントになってしまう。
○手指の関節可動域をTPDだけで判断してしまう。
○末梢神経障害の評価が難しい。
○理学療法士、言語聴覚士なので手指・手関節に苦手意識がある。
もし一つでも当てはまるのであれば参加をお勧めします!!
このセミナーに参加することで得られること
○手指・手関節に対しての評価の仕方を身につけることができる。
○関節に対するアプローチを自信を持って提供できるようになる。
○関節可動域制限のある方に対して、闇雲に関節可動域訓練をしなくてすむようになる。
○MMTの結果を自信を持って伝えることができるようになる。
○手に対するアプローチの重要性を知る・実践することができるようになる。
○解剖学を理解してアプローチすることができるようになる。
基礎的な評価から治療プログラムを立案できるように機能解剖、生理学、評価の仕方中心のセミナーとなっております。もちろん、治療のテクニックなどもお伝えはしますが、評価ありきの治療です。
*今回はスプリントを作製するための評価ではありません。分野は問いませんが、脳科学の分野ではなく筋骨格系の評価を主体に話しを進めさせて頂きます
講義内容
①手指、手関節、前腕(一部)の機能解剖について
評価に入る前に機能解剖を理解する必要があります。各関節、手根骨の動きの特徴などについて説明していきます。
②評価
浮腫、血行、瘢痕、末梢神経、筋力、握力、ピンチ、知覚、疼痛、関節可動域、拘縮、骨のアライメント
*それぞれの項目についてポイントを説明していきます。
③日常生活における手の使い方
摘み(つまみ)などの手の使い方を学んでいきます。
④治療modality&procedure
既存のリハビリテーションで行われている治療の紹介説明をします。
⑤徒手テクニック&自主訓練テクニック(実技)
・各関節モビライゼーション
・各筋・筋膜リリース
・腱グライティングエクササイズ
・ペアへの治療(箸動作実施)
*進行状況によってセミナー内容が前後することがあります。その点、ご理解頂ければと思います。
開催日時・場所
○開催日
2019/5/18(土)
○場所
仙都会館 会議室
7階-C会議室(JR仙台駅から徒歩5分)
○時間:
受付9時30分
セミナー時間10時00分~16時00分
○対象
PT/OT/ST/
柔道整復師/自由診療で働いているセラピスト
○定員
40名
○費用
通常:9000円
ペア割:8000円
○持ち物
・筆記用具
・箸
・徒手筋力検査法の本(持っていれば)
*事前にMMT(前腕〜指尖に関する筋)の予習をしといて下さい。
講師紹介
青木 啓一郎
認定作業療法士
進リハの集い代表
今回は、患者様が現状で起きている病態を紐解いていくセミナーとなっております。昨今、テクニック系、東洋医学系のセミナーが流行していますが、まずは既存のリハビリテーションの分野をしっかりとできることが大事かと思われます。
基礎的な評価ができていること、それができているのであれば、今の状況に困惑せずにリハビリテーションを提供できることと思います。「リハで改善するもの」、「リハだけでは難しいが連携を組み、今の能力でできることを提供していく」
など・・・いろんな患者様が病院にはいるわけです。機能面に固執することなく幅広い視野でリハビリテーションが提供する側面を考えられるようにセミナーを実施していきたいと思います。
是非、新人の作業療法士さんには参加していただきたいと思っています。
よろしくお願い致します。
手指・手関節セミナ-参加者の声(一部)
●作業療法士1年目
・手の解剖から評価、治療まで詳しく教えて頂きありがたかった
・自分たちで評価して考える内容があったので、ペアの人と考えたりしながら治療効果を出すことが出来たので良かった
●作業療法士2年目
・基礎知識と治療法が結び付けやすく、理解しやすかった
・評価方法が分かりやすかった
●作業療法士5年目
・実際のADLにも繋げられる部分があって良かった。
●作業療法士8年目
・機能構造の部分から理解する事、評価でどこが問題で、どう治療アプローチするか、一連の流れを踏まえながら
勉強する事が出来て良かった。
・ペアを組んでの模擬治療では「考える」ことの大切さを学べた
・手指の触診が苦手だったので、触診の方法がわかって良かった
●作業療法士10年目
・手についての理解が深まった
●理学療法士1年目
・手の構造や触診の仕方など基礎から教えてもらえて良かった
●理学療法士3年目
・時間配分が良かった、大学の講義よりもわかりやすかった。
・手根骨をしっかり触れるようになってから、各手技を教わることが出来たのが良かった。
●理学療法士4年目
・機能解剖から話が聞けたので、その後の評価や治療が理解しやすかった