10/26 (土)
明日から臨床で結果の出せる脳卒中上肢の評価と治療セミナーin 札幌
概要
脳卒中患者の上肢治療でなかなか随意性が上がってこないクライエントでお困りの方はいませんか?
治療を行う前に運動麻痺の理論、脳画像の把握やアライメント評価、触診、可動性等の評価を行う必要があります。
同じ運動麻痺でも脳の損傷部位を把握しておけばある程度の予後予測を把握することができますし、アライメント修正を行えばより促通効果は得られると思います!本セミナーは上肢運動麻痺に関する評価と促通法を弛緩性から分離運動の進行の各段階に分けて
講義と実技を行います。
臨床でこんな悩みのある方はいませんか。
・上肢治療について学びたいが、どう勉強すればいいか悩んでいる
・評価から治療の流れが曖昧
・運動麻痺の回復過程が分からない
・脳画像をもとに上肢の予後予測を立てたい
・臨床に必要な視点を学びたい
・触診技術が甘い
・とにかく結果を出したい
・アライメントを調整したい
・解剖学、生理学、運動学が苦手だ
・治療手段を少しでも身につけたい
・実技をたくさんしたい
もしひとつでも当てはまるのであれば参加をお勧めします!
このセミナーによって得られるもの
・運動麻痺の回復のメカニズムが学べる
・アライメント評価の視点がわかるようになる
・脳画像から予後予測が立てれるようになる
・触診技術の向上
・可動域改善
・上肢治療(促通法)が学べる
講義内容
①脳卒中運動麻痺のメカニズムの理解
評価、治療を行うにあたり運動麻痺のメカニズムを理解する必要があります。また、脳画像による上肢の予後予測を説明していきます。
②上肢の評価
アライメントが整っていれば筋肉の反応がよくなり治療しやすくなります。従ってアライメント評価に対する視診、触診、動作を学んでいきます。
③治療
評価を元に筋のリリース、関節モビライゼーション、アライメント調整、運動麻痺の弛緩性から分離運動の進行の各段階に分けての促通法を行なっていきます。
■アプローチの実際
・骨盤tilt
・胸郭リリース
・肩周囲筋アプローチ
・腱板筋アプローチ
・肩甲胸郭関節の調整
・上腕二頭筋リリース
・上腕三頭筋リリース
・前腕周囲筋調整
・伸展機構の調整
・橈骨手根関節モビライゼーション
・手根中手関節モビライゼーション
・母指球筋リリース
・小指球筋リリース
*セミナー翌日からの臨床で早速手技を使って頂きたいので、当セミナーは実技中心のセミナーになっております。
開催日時・場所
○開催日
2019/10/26(土)
○場所
札幌医療リハビリ専門学校
8階802(札幌駅東口から徒歩2分)
○時間:
受付9時30分
セミナー時間9時45分~16時45分
○対象
PT/OT/ST/
柔道整復師/自由診療で働いているセラピスト
○定員
30名
○費用
通常 10800円
ペア割 9900円
6時間型セミナーですので、少し割高設定となっております。
なお、本セミナーは3人申し込み及び4人申し込みの適用はありません。
ぺア割までとなっております。
講師紹介
青木 啓一郎
認定作業療法士
進リハの集い代表
昨今、テクニック系、東洋医学系のセミナーが流行していますが、まずは既存のリハビリテーションの分野をしっかりとできることが大事かと思われます。
基礎的な評価ができていること、それができているのであれば、今の状況に困惑せずにリハビリテーションを提供できることと思います。「リハで改善するもの」、「リハだけでは難しいが連携を組み、今の能力でできることを提供していく」
など・・・いろんな患者様が病院にはいるわけです。
機能面に固執することなく幅広い視野でリハビリテーションが提供する側面を考えられるようにセミナーを実施していきたいと思います。
是非、新人の作業療法士さんには参加していただきたいと思っています。
よろしくお願い致します。
小竹 克郁
作業療法士
進リハの集いスタッフ
略歴
急性期、回復期、慢性期の脳神経外科、回復期の循環、呼吸、運動器の経験あり。現在は慢性期の病院で作業療法士として従事
脳卒中の上肢治療は難しいと思います。
学生の時に学んだSTEFやFMAといった量的な検査、評価も大切ですが、
質的な評価をしていくこともとても大切です。しかしこの質的な評価が難しく、私自身なんとなくの評価と量的な評価から治療もROMやアクティビィー中心になった時期もありました。これだとセラピストもクライエントも何の治療で何がどうよくなったか分かりにくいと思います。
しかしきちんと評価することができればクライエントにも説明できセラピストも納得した治療ができるようになると思います。
このセミナーを通して違う職場や領域で働く人と情報交換ができ皆さんのモチベーションの向上につながるセミナーにしていきたいと思います。