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6/18 (日)
シンプル実践!腰痛の捉え方と治し方~”非特異的”では済ませない!~
概要

いわゆる腰痛のうち,その病因がわからない非特異的腰痛の割合はおおよそ85%と言われています.

腰痛に限らず,我々治療者が最優先すべきことは,スポーツや社会活動など,どの場面においてもできるだけ早い復帰を

目指すことだと思います.そのためには現在出ている腰痛の“病態(結果)”とその原因となる“身体機能”を的確に把握し,

最短ルートでアプローチすることが重要です.もう“非特異的”では済ませません.

 

臨床でこんな悩み・経験がある方いませんか

○腰痛?とりあえず“コアトレ”を!

〇腰痛患者さんが,良く分からないうちに何となく良くなってしまった.

〇筋トレ・ストレッチをいっぱいやっているのに,中々腰痛が治らない.

〇腰痛、腰痛というけど結局痛いのは腰のどこかわからない

〇実は自分も腰痛持ちです

〇腰の解剖がぼんやりしかわからない

〇腰の評価って何をすればよいかわからない

〇腰の触診が出来ない

〇なんで腰痛になるのかそもそもわからない

​〇腰痛の治療のゴールはどこに設定するべき?

 

もし,思い当たる点があるなら参加をおススメします!

 

 

このセミナーに参加することで得られる内容

〇腰部周辺の機能解剖学を基に,「腰部の“どこ”が“どう”なって痛みを感じるか」という具体的な腰痛の

 病態を推定できるようになる.

〇そもそも「“なぜ”腰に負担がかかったのか」という病態の原因を推定できるようになる.

〇できるだけ早い復帰を目指す具体的なプランニングができるようになる.

 

対象:整形疾患全般(特に腰痛症),スポーツ動作,ADL動作

講義内容

①腰部周辺の機能解剖

触診を交えながら腰痛の評価・治療に必要な機能解剖を整理します.

 

②腰痛の病態(結果)評価

腰部のどの部位が痛みを発しているかを把握するために病態の理解と疼痛減弱及び誘発テストを整理します.

 

③腰痛の身体機能(原因)評価

腰部や腰部周辺から腰痛の病態に至った原因を探り,スポーツ動作やADL動作に必要な身体機能を整理します.

 

④治療の実践

評価に基づき,症状の消失はもちろん,再発予防を目指した運動療法の実践を行います.

 

以上の内容を講義と実技,グループワークを交えながら進めていきます.

開催日時・場所

○開催日

2017/6/18(日)

○場所

ウィリング横浜(上大岡駅徒歩3分)

http://www.yokohamashakyo.jp/willing/s-14-1-1.html

6階会議室1

○時間:

受付9時30分 

セミナー時間10時00分~16時00分

○対象

PT/OT/ST/

柔道整復師/自由診療で働いているセラピスト

○定員

40名

○費用

通常:9000円

ペア割:8000円 

講師紹介

​佐藤祐輔 先生

・2012年 首都大学東京 卒業

・2012年 八王子スポーツ整形外科 入職

・2017年 法政大学大学院 入学

現在、理学療法士、トレーナー、講師、大学院生として活動中。

 いきなりですが,「セミナーに出ること」で勉強した気になり,臨床や現場で生かそうとした際に「あれっ?」となった経験がある方も少なくないのではないでしょうか?

この事例を解説するために「理解すること」について少し説明します.

「理解すること」は以下の4つの段階に分けられます.

データ→情報→知識→知恵

データや情報は文字や数字など解釈されていないものを表します.

上の例のような経験はセミナーで提示された内容を解釈することなく記憶しているために生じます.ここで重要となるのがデータや情報を“知識"に変換する作業です.知識とは

提示されたデータや情報に自らの解釈を加えることです.本セミナーは"how to"に偏らず,機能解剖・評価・治療を系統的に紹介し,各項目の目的を把握した上で学んでいただく

ことで自らの“知識”を持ち帰っていただけるよう工夫しています.

そして,「理解すること」の最終段階は得られた“知識”を実践する“知恵”です.

実技内容を極力シンプルにすることですぐに明日から使っていただけると思います.

こうして得られた理解が,臨床や現場でお役に立てると幸いです.

 

私は現在,スポーツクリニックに理学療法士として勤務する傍ら,大学院やスポーツ現場での活動を行なっています.これらの活動の中でも,特に腰痛疾患は遭遇することの多い疾患です.いわゆる腰痛のうち,その病因がわからない非特異的腰痛の割合はおおよそ85%と

言われています.腰痛に限らず,我々治療者が最優先すべきことは,スポーツや社会活動

など,どの場面においてもできるだけ早い復帰を目指すことだと思います.そのためには

現在出ている腰痛の“病態(結果)”とその原因となる“身体機能”を的確に把握し,最短ルートでアプローチすることが重要です.もう“非特異的”では済ませません.

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