4/23 (日)
苦手意識をなくそう!!内部障害に対する作業療法セミナー~糖尿病編~in愛知(名古屋)
概要
国内における死亡・要介護の原因の大部分は生活習慣病に起因することが明らかとなってきており、近年脳卒中やがん、認知症などを有する患者は世界で軒並み増加しています.生活習慣病の代表が糖尿病であり、現在成人の11人に1人が糖尿病を有していると言われています.
おそらく、これまでに糖尿病患者様を担当した経験をお持ちの先生方も多く見えることと思います.
しかし、糖尿病により引き起こされる合併症や運動療法実施中のリスク管理、患者教育に関して十分に実践できている
でしょうか.今回のセミナーでは、これまで曖昧に考えられてきた糖尿病に関する知識と介入方法について、
実技やディスカッションを交えじっくりと学んでいただきたいと考えております.
糖尿病の知識や検査法、介入方法について学びたい方必見です.
臨床でこんな悩みのある方はいませんか
● 糖尿病がどんな病気か詳しく知らない.
● 糖尿病のエビデンスについて知りたい.
● 担当患者様が糖尿病だけど、何に気をつけたらいいか分からない.
● カルテから何を読み取ればいいか分からない.
● どのような運動療法が良いか分からない.
● 低血糖のリスク管理について気をつけてはいるけど、いまひとつ自信が持てない.
● 合併症に関する検査方法が分からない.
● 糖尿病患者さまへの患者教育が難しいと感じている.
● 糖尿病患者様への介入方法が分からない.
もし一つでも当てはまれば参加をお勧めします
糖尿病を意識した介入を行って得られるもの
● 良好な血糖コントロール
● 合併症の発症・進展予防
● 生活習慣の改善
● 周囲(対象者、他職種等)とのラポール形成
● 包括的な治療的介入
対象疾患
糖尿病を有している方(既往歴含め)
講義内容
● 糖尿病の概要
✓ 糖尿病とは
✓ 合併症について(概要、検査方法、アプローチ)
✓ リスク管理について
● 糖尿病のエビデンス
✓ 血糖降下作用と運動療法について
✓ 糖尿病発症予防について
✓ 糖尿病合併症の発症・進展予防について
● 介入の実際
✓ 行動変容を促す関わり方
✓ 症例紹介
症例検討(ディスカッション)
開催日時・場所
○開催日
2017/4/23(日)
○場所
刈谷市総合文化センター(刈谷駅南口より徒歩3分)
http://www.kariya.hall-info.jp/index.php?menuID=5
504号室
○時間:
受付9時30分
セミナー時間10時00分~16時00分
○対象
PT/OT/ST/
柔道整復師/自由診療で働いているセラピスト
○定員
30名
○費用
通常:9000円 早割:6000円(3月31日まで)
ペア割:8000円 早ペア割:5000円(3月31日まで)
講師紹介
青山 佑介
作業療法士
福祉環境コーディネーター2級
MOS
○自己紹介
普段は愛知県内の急性期病院で、主に脳卒中、整形疾患を有する患者様を担当しております。同時に当院の糖尿病チームに作業療法士として関与させていただき、
運動療法の指導や日常生活活動に関する指導をしております。
ここ10年のうちに作業療法士の職域は大きく広がりを見せており、循環器・呼吸器疾患を有する患者様への介入はその良い例ではないでしょうか。近年では、”包括的な介入”が重要視され、作業療法士の積極的な介入がなされ始めています。では私たちが普段、リハビリテーションを行っている患者様の有する疾患のバックグラウンドに潜むものは何でしょうか。おそらく、その多くに起因しているのは”生活習慣病(糖尿病)”です。
なぜ、膝関節に問題を抱える患者様の股関節や足関節の問題点に目を向けるのに、脳卒中や循環器疾患を有する患者様の背景因子である生活習慣病(糖尿病)に目を向けないのでしょうか。
この点に目を向けることができれば、目の前の患者様は1年でも2年でも今よりも長く健康でいられると思います。
目の前の患者様に、少しでも長く健康でいていただけるように、一緒に”糖尿病”について考えていきましょう。
よろしくお願いいたします。
懇親会のお知らせ
セミナー後、青山先生と懇親会を行いたいと思います。
時間:セミナー後(17:00〜19:00予定)
場所:刈谷駅周辺
是非、日頃の臨床の悩みをシェアし合いましょう。