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7/23 (日)
精神科領域勤務でも実践できるようになる!!身体合併症に対する評価と治療
概要

わが国の精神領域の医療では、高齢化社会に伴い身体合併症に対するアプローチの需要が高まっています.    

 

過去の当セミナー受講者からも、医師や看護師または家族や当事者からの依頼が増しているというご意見も多く

聞かれました.

また、精神領域に従事する療法士自身も9割以上は身体的アプローチの実施が必要だと感じているという調査も

あります.

しかし,その中の3割近くは実施に向けて十分な経験がなく自信を持てないそうです.

精神科領域の臨床では、「身体アプローチを教えてくれる先輩がいない…」、「学生以来学んでいない…」、

「環境的(収益や人員等)に実施を煙たがられる…」というような弊害が従来から聞かれてきましたが、これからの高齢化社会を考えるとそんなことばかりを言って何もしないわけにはいきません.

精神面だけでなく身体面も評価ができてこそリハビリの仕事と考えている方は必見です.

 

今セミナーでは,従来の精神科領域向けの内容をより細分化し,実技を通して身体アプローチへの自信をつけていただければと考えています.

 

臨床でこんな悩みのある方はいませんか.

● 高齢化に伴い身体面への依頼を受けるが,どうしてよいかわからない.

● 身体面への介入は実習以来してないため自信がない.

● 触診に自信が持てない

● ベッドに寝っぱなし,椅子に座りっぱなしの患者様をどうにかしたいが方法がわからない.

● 集団プログラムでの効果に限界を感じている.

● 維持期の対象者への目標設定がわからない.

● 診療報酬との関係もあり、中々個別介入時間が継続して取れない.

● 解剖学、生理学、運動学が苦手.

● 治療手段を少しでも身につけたい

 

もし一つでも当てはまれば参加をお勧めします

 

上肢治療によって得られるもの

● 可動域の改善

● 筋・筋膜性の疼痛改善

● 不定愁訴の改善

● 上下肢、体幹機能の向上

● 分野にとらわれない総合的な評価と治療の実施

● 周囲(対象者、他職種等)からの信頼性

 

対象疾患

特に疾患は問いません.健康な方から障害のある方まで通じる技術です.

講義内容

●精神科領域の身体合併症の割合について

●身体介入の必要性

 

●身体介入に必要な評価と治療

1.評価

  姿勢の見方(臥位、座位、立位)

  姿勢筋緊張

  異常筋緊張

  関節可動域(Mobility)

  筋力(Stability)

  パーキソニズムの有無

  基本動作

 ADL

2.治療

 体幹アプローチの実際

 頚部アプローチの実際

 上肢のアプローチの実際

 下肢のアプローチの実際

 パーキソニズムのあるアプローチの実際

●集団療法にいかすためには

開催日時・場所

○開催日

2017/7/23(日)

○場所

ウィリング横浜(上大岡駅徒歩3分)

http://www.yokohamashakyo.jp/willing/s-14-1-1.html

6階会議室Ⅰ

○時間:

受付9時30分 

セミナー時間10時00分~16時00分

○対象

PT/OT/ST/

柔道整復師/自由診療で働いているセラピスト

○定員

40名

○費用

通常:9000円

ペア割:8000円 

講師紹介

​嘉部 匡朗

作業療法士

大学病院勤務(精神領域) 

進リハの集いスタッフ

作業療法士として、精神科病院に勤務し、大学院にて、精神科作業療法の

アプローチについて研究をしてきました。

現在は、個別アプローチに興味を抱いており、身体アプローチの導入も

精神リハビリテーションに必要ではないかと考えています。

少しでも多くの方が満足できるようなリハビリテーションを提供したいという気持ちがあります。進リハでは多くの分野の方の話しが気軽に聞けて新鮮です。

精神科だからといった枠にとらわれない作業療法を考えてる方、少しでも興味を

持っている方などの参加をお待ちしています。

​参加者の声

・身体アプローチに関して学べる機会が少ないため,勉強になった.

・「精神科でもできる」というフレーズで参加しやすかった.

 

・精神科では,個別での治療や身体合併症に対する治療が困難だが,今回のセミナーが今後行っていく第一歩になりそう.

 

・拘縮やCVA,下肢の骨折を合併した患者を担当した際,何となく動かしているだけであったが,今回のセミナーを今後に活かしていきたい.

 

・長いこと精神科で勤務していたが,ROMexやストレッチを何となくなっていた.今回のセミナーでそれらの効果が理解できて良かった.

 

・職場で身体アプローチを始めているが,日々わからないことばかりであり,実践的な内容を学べたことが良かった.

 

・すぐに実践できる内容で良かったが,精神科での患者には身体アプローチ以前の問題があると思う.

 

・機能訓練に固執するPT化したOTを精神科から生み出すことになることが危惧されるが、ポジショニングやADLでの介入を行うことは良いことだと思う 。

​嘉部 匡朗

斎藤 梨菜

作業療法士

進リハの集いスタッフ

主に地域包括ケア病棟に従事しており、臨床では精神疾患を合併している内科・

整形疾患患者に介入することが多いです。精神疾患患者も高齢化が進んでいますが、セラピストや看護師、ケアスタッフなど他職種を含め、現状に即した対応ができて

いない場面が見られると思います。その中で作業療法士として適切な評価・治療を

行い、対象者の精神面のみならず身体面にも介入することの必要性を日々感じます。しかし、必要性を感じながらも制度上の問題や身体介入に対する経験不足からなかなか一歩が踏み出せず、葛藤されている方も多いと思います。

今回は、身体介入に対して少しでも自信をもって介入できるようなセミナーに

したいと考えております。

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